JDDW2010のポスターで自己免疫性肝炎における抗核抗体はELISA法よりも、昔ながらのIF法の方が感度が高い報告がなされていました。
これは、ELISAで使用している抗原がSLEに特異度の高いもので、自己免疫性肝炎に反応する抗原が固相化されていないためと説明されていました。
その発表を聞いて、自分がフォローしている自己抗体陰性(ELISA法による抗核抗体陰性)の原発性胆汁性肝硬変でIF法の抗核抗体を測定すると320倍と強陽性でした。昔ながらの検査にも良いところがあるのですね。勉強になりました。
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